新築マンションの内覧会。
お部屋のチェックを自分たちで行うにはちょっと不安。
しかし、内覧屋さんという代行業者に頼むのも何だか不安。
あっ、そういえば、○◯さんって建築の仕事をしてたっけ?
◯◯さんに一緒に言ってもらえないかな?
という人がいるかもしれない。
なぜなら
内覧屋さんと言われる「内覧会の代行業者」にお願いすると
1回3万円~5万円くらいの費用がかかる。
しかし、知り合いにお礼を払ってもそこまでは払う必要は無いはず。
更に
「内覧会の代行業者」は、どんな人で、それほどの実力があるのか
分からないけど、知り合いの人なら、人柄やどのような実績があるのか
事前に分かっているから安心だから。
しかし
内覧会に建築業界の人に同行をお願いする時に
メチャメチャ重要な確認事項がある。
まさか
あなたは、建築業界の人なら誰でも
内覧会で自分の専門知識を駆使して指摘してくれる。
と思っていないかな?
実は
実際に新築マンションの内覧会で建築業界の人である
と言って、ビシバシ指摘してくれる人は50%に満たない。
と感じるよ。
つまり
「メチャメチャ指摘する人」「全く指摘しない人」の2パターンがある。
実際に
申し訳無さそうに、1つ2つだけポソっという人がかなり多い。
なぜなら
理由は2つ考えられる。
まず、1つめは
一口に「建築業界」といっても職種が非常に多く
私のように現場監督の立場で広く浅く知っている人間か
職人さんの用に1つの専門分野を狭く深く知っている人間が
大半で、広く深く知っている人間はごく少数だからだ。
例えば
大きな総合病院で働いている人が全ての病院業務に
精通しているかというとそうではないよね。
・心臓が専門のプロ
・ケガの治療のプロ
・レントゲンを取るプロ
・耳や鼻に関するプロ
・救急処置が専門のプロ
・病院の経理関係のプロ
・病院食のプロ
など
いろんな「プロ」が集まって1つの「病院」という集合体が
成立しているのだ。
1人1人はその道の専門家で他の専門の知識が
あまりなくていも、それぞれの知識を持った人が集まることで
いろんな患者さんの症状に合わせて治療をすることが出来る。
結局
建築業界も同じ構造になっている。
・杭を打つプロ
・鉄筋を組むプロ
・コンクリートを打つプロ
・左官仕事をするプロ
・塗装のプロ
・クロスをはるプロ
・プローリングをはるプロ
など
色んなプロが集まって1つの建物が出来上がるのだ。
だから
自分の専門以外の事がわからないことが多い。
その結果、指摘をしてくれない。という事態になってしまう。
でも
その人を責める訳にはイケないよね。
せっかく来てもらっただけでも有り難いと思うべき。
そうでなければ、最初から頼まなければ良い。
というわけで
お願いする前に、事情を話して相手の意見もキチッと
聞いてからお願いしよう。
更に
もう1つの理由は、書くと長くなるので
次回の記事でお伝えすることにしよう。
つまり
新築マンションの内覧会に参加した建築業界の人は
「メチャメチャ指摘する人」「全く指摘しない人」の2パターンがある。
その2パターンのうちの1パターンは
建築業界の専門性が非常に高いため
自分の関わっている専門分野以外のことは
あまり知識として持っていないことが多いため。
更に
後腐れが無いほうが良い方は、プロに頼むべき。
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