売れ残りマンション。
なんともさえない響き。
なんだか全く魅力のないマンションのように
思えてしょうがないよね。
だけど
実は売れ残りマンションにしかない
お得なメリットが実は存在するのだ。
今回は売れ残りマンションのメリット
についてお伝えする。
まず
価格面だけど、完全に在庫一掃セール。
つまり、「たたき売り」。
なぜなら、「新築マンション」として売るためには
「竣工(建物が出来上がること)」から1年以内で「未入居」の
物件に限られるからです。
だから
タイムリミットは1年。
その間に何とか売るためには値引きも必要。
だって
もしも、値引きしても売れ残ってしまったら
「あのブランドのマンションは人気のないマンション」
というレッテルを貼られてしまうから。
この「人気のない」というレッテルは
今後の販売活動にもかなりの悪影響を与えるため
販売側からは、絶対に避けたい事項。
何としても、1年以内に売り切りたい。
販売会社の気迫をヒシヒシと感じる。
次に
値引きだけで弱い場合はどうするか?
実は
私は実際の売れ残りマンションで
何度も「食器洗い洗浄機」などの本来有料のオプション
を取り付けに行ったことがある。
当然
販売会社からはお金を貰うけど
お客さんからは1度も貰っていない。
つまり
販売会社のサービスだ。
オプションの取り付けを、「本来の正規の値段」で
購入した人が知ったら、怒るだろうな~。
頭の片隅にいつもそんなことを考えながら
追加の工事をやっていたね。
だって
「これから購入する人にとっては、
安くなって、オプションもタダでついてきてお得感満載」
なのに
真面目に? 竣工までに購入したお客さんは
「何にもサービスが無い」
当たり前かもしれないけど何か納得が若干いかないな。
もしも
私が最初に購入した人の立場なら
「そんなの不公平だ!」
「ほかの人にサービスするくらいなら、我が家にも何かくれよ」
「こんなに売れ残るの分かっていたら最初から購入するんじゃなかった」
と言ってしまいそうだ。
でも
早期に購入した人にも
たとえ、値引きをしても、オプションサービスしても
マンションの入居者が増えることのメリットは必ずある。
しかし、メリットを感じるのは
きっと15年後の、大規模修繕工事と言われる
建物全体のリニューアルをする工事の時。
なぜなら
入居者が少ないと、修繕積立金と呼ばれる
リニューアル時の軍資金の集まり方に差が出るから。
1戸当たり何円。という徴収の仕方は徴収する戸数が
多い方が圧倒的に有利。
だから
入居者は1戸でも多く埋まっていた方が良い。
最終的に、自己負担を少しでも減らすためにはね。
つまり
売れ残りマンションのメリットとは
・値引き額が大きいこと
・有料のオプションサービスがついてくる可能性があること
更に
マンションの値引きについてはこちらも合わせて読んでみよう。
値引きについてよく分かるよ。
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