転勤ばかりしていたら、いつになってもマイホームが持てない。
定年までにあと何年引越しをすると良いのだろう?
そんなことを考えるとため息ばかりついてしまう。
これは
つい4年前までの、我が家の悩みだった。
転勤自体はそれなりにいろんな土地で新しい発見があるので
私自身は楽しいのだが、子供も大きくなっていくのに
いつまで、転勤生活を続けていくのか?
ということは、いつも考えていた。
もし
思い切って家を購入したとしても、
手放さなくては行けないくらいの遠いところへ転勤したらどうしよう。
マンションを購入して出来上がるまでに転勤に
なったら、住むべきか? 売るべきか?
考えると考えるほど、悩みは尽きない。
そして、転勤のリスクを抱えている殆どの人たちが
一度は何かしら考えて、通り抜けてきた道である。
結果として
一軒家やマンションを購入した人もいるし
定年まで転勤生活を続けた人もいる。
みんなきっと色々考えた末の結論だから
何が正解で、何が不正解かということはない。
きっと、それぞれの家庭のベストの
選択肢だったに違いないと感じる。
では
転勤族は、どのようなキッカケで
転勤生活を辞めていくのか?
具体例として
我が家を、例にとって話をしよう。
我が家の新築マンションの購入に至った経緯は
色んな要因が、たまたま重なったから。
まず
私が奥さんの実家の近くからでも通えるような場所に転勤した。
更に、転勤の期間が今までより長く2年間はいる可能性が高かった。
そして
長男がちょうど小学生になるタイミングと重なり、
奥さんの、お母さんや友達が
「ここに住んだら」と誘導尋問のように誘ってきた
マンションをたまたま見に行った数日後に、
「キャンセルが出ました」と連絡が入った。
(本当にその瞬間にキャンセルが入ったかは今となっては怪しいが)
この3つの
「転勤したタイミング」
「長男の小学生になるタイミング」
「マンションのキャンセルが出たタイミング」
が偶然にも一致したのだ。
だから
奥さんと、
「これは何かの縁かも」
と考えて、勢い良く購入した。
結局
我が家の転勤生活にピリオドを打たせた原因は
「3つのタイミングの一致」と「勢い」だった。
もし
1つでも欠けていたなら、今頃もまだ転勤生活を
していたのかもしれない。
人生って、いつ何が起こるかわからないよな~。
としみじみ感じるよ。
だって
マンションを購入する1ヶ月前まで、
私は転勤生活が終わるなんて、
これっぽっちも考えていなかったから。
まだまだ
転勤生活が続くと思っていたから。
しかし
結果は、「新築マンションの購入」。
人生って不思議だね。
もしも
あなたが、「これは何かの運命かも?」と
感じる瞬間がきたのなら、流れに身を任せて
思い切って「行動」を取ってみては如何だろうか?
もしかしたら、我が家のように
全く想像していなかった、新しい未来の形が開けるかもしれないね。
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