マンションのモデルルームはいつも豪華。
その理由の一つに、内装のカラーセレクトがある。
今回は、その秘密と実生活においての
ギャップについてお伝えして行こう。
まず
マンションのモデルルームに行くと
ほとんどのカラーはこの2色である。
1つは「シックな黒っぽいカラー」
もう1つは「白っぽい開放感のあるカラー」
なぜなら
「シックな黒っぽいカラー」は、豪華さを演出するのに
もってこいのカラーだから。
モデルルームに訪れたお客さんが
「豪華そう」とか「カッコいい」という言葉を
揃って口にするカラー。
ちなみに、奥さんも
「カッコいい」と言っていたよ。
だから
モデルルームによく使われている
定番のカラー
しかし
ここからが気をつけてほしというポイント。
モデルルームの販売員は絶対に口にしないポイント。
それは
管理がメチャメチャ大変。
なぜなら
「黒っぽい部屋」は、小傷やホコリが
メチャメチャ目立つから。
いつも、いろいろな検査の前には
「黒っぽい部屋」は別管理していたよ。
他のカラーの指摘事項を終わらしてから
腰を据えて「黒っぽい部屋」の指摘事項に取り掛っていた。
更に言うと
あなたを初めとして購入者さんに
見せる前に床にワックスを掛けるんだけど
そのワックスを掛ける回数も「黒っぽい部屋」は
1回多く掛けていたこともあったね。
しかし
そんな苦労は、モデルルームの販売員は
もしかしたら、知らないかもしれない。
自分が苦労しないと、分からないこともいっぱいあるしね。
でも
もし、万が一知っていたとしても
絶対に言わないよね。
だって、
「このカラー、すごく豪華に見えて素敵でしょう」
「でも、管理するのがメチャメチャ大変なんです」
なんて言ったら、売上半減かも知れない。
実際に
現在我が家が住んでいるマンションの中の
奥さんのママ友の人も
「こんなにホコリが目立つなら、違うカラー
にしておけば良かった」
と言っている人もいることも事実。
でもね
私は、「管理しにくいから他のカラーにすべき」
と言っているわけではない。
「黒っぽい部屋」でも、キチッと管理して住んでいる
お部屋はたくさんある。
でも
そのお部屋の人は、「管理しにくい」ということを
事前に知っていたうえで購入したかどうかは分からない。
たまたま、几帳面な性格だったからキレイに
お部屋を管理してただけかもしれない。
だから
私の言いたいのは、
「メリット」と「デメリット」をきっちり把握したうえで
「あなたの好みのカラー」を選ぶべき。
と考えている。
後で後悔してほしくないから
全て理解したうえで「カラー」については
選んでほしい。
つまり
「黒っぽい部屋」は、一見、豪華そうに見えるけど
実は管理するのがかなり大変。
それでも、「黒っぽい部屋」が良ければ
是非選んでほしい。
また
白っぽい部屋と、その他の部屋に関しては
次の機会にさせて下さい。
この記事へのコメントはありません。