マンションや賃貸住宅などの
共同住宅でのトラブルで圧倒的に多いのは
「騒音問題」。
隣の家や上の階の家からの音で
もう夜も眠れない。という事を過去に経験された人もいるはず。
では
現在の分譲マンションでの「騒音問題」の現状は
どうなっているのだろうか?
まずは
上下階の騒音だけど、
我が家を例に取ると、「全く聞こえない」。
上の階の方の生活の仕方が上品なのか?
防音性能が良いのか分からないけど
「全く聞こえない」。
しかし
私が実際に作ったマンションや定期点検に
行った時に入居者さんからの話を聞くと
「夜は気になる」。
と言う人もチラホラ。
きっと、感覚も人によって違うし
我が家のように小さな子供のいる家庭では
まず、自分の家が騒がしくて、他の部屋のこと
などは、気にするレベルまで行かないのが現状。
逆に
下の階の人から苦情が出ないかヒヤヒヤ
しているのだが、下の階の人に実際に聞くと
「全く、気にならない」
らしい。
相当騒がしいのであれば、
「たまに聞こえる」。
くらいお茶を濁すと思われるが
「全く、気にならない」レベルであれば
苦情を言いたくなる程ではない。
という解釈でも良いのかな?
つまり
騒がしい3人の子供が暴れまわっても
それほど気にならないレベルの防音性能が有るのだ。
なぜなら
まずは、床のコンクリートの厚みが騒音対策には
非常に効果がある。
きっと、パンフレットには床の厚み〇〇cm。
壁の厚み〇〇cm。だから、騒音対策はバッチリ。
みたいな事を書いてあると感じるが
正に、その通りなのである。
更に
フローリングが遮音性能のあるものを使用しているため
さらに音が伝わりにくくなっている。
これは、今までの長年の苦情に対策してきた効果だよ。
次に
隣の家からの騒音だけど、分譲マンションでは
ほとんど気にならないレベルである。と感じる。
特に
隣の家との境の壁と、その他の壁をを軽くノックしてみて
明らかに鈍い音の場合は、隣の家との境の壁はたいてい
コンクリートで出来ている。
壁がコンクリート面であれば、
ほぼ問題にはならない。
もしも
隣の家との境が、ノックしてみて「軽い音」であると
石膏ボードとよばれる材料で出来ている。
基本的には、遮音性能が取れるように
設計されていると感じるが、あまりにも隣の家の音が
よく聞こえるようなら、何かしらのトラブルがあると
考えても良いだろう。
一度、管理会社に相談してみるべき。
なぜなら
私の会社が造ったマンションでも、10年以上前に
隣の家の音がよく聞こえるというトラブルがあったから。
理由は、専門的になるので詳しくは書きませんが
その時、まだ若かった私には
「なるほど」と勉強になった事例であったよ。
つまり
マンションの騒音で問題になりやすいのは
圧倒的に上下階の音に関してが多い。
また、分譲マンションで隣の住戸の音がよく聞こえるレベルであると、
設計上もしくは、施工上(作っていく上で)のトラブルを抱えている場合が多い。
更に
騒音対策は、賃貸住宅と分譲マンションで
大きく差別化しているポイントであるので
賃貸住宅と分譲マンションを迷っている人は
こちらの記事も合わせて読むと効果的。
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