キッチンの排水口って梅雨の季節～夏にかけて
イヤ～な臭いやヌメリが気になるよね。
だから
ホームセンター等に行くと、「排水口のヌメリ取り」という
関連商品が色々売られている。
もしかしたら、あなたの家にも錠剤が入っていて、
排水口にセットしておくだけでヌメリが取れるという商品を
使用しているかもしれない。
だけど
注意して欲しいのが、キッチンの排水口のヌメリ取りを
使用していると、キッチンのシンク周りが錆びやすい。
(正確には、錆びるのではなくてもらい錆の可能性が高い)
特に、キッチンのシンクに乗せかけることの出来て、
まな板や切った野菜を仮置きするためのステンレスの
水切りプレートなどがある場合は裏側がもらい錆になりやすい。
ちなみに、もらい錆については前回の記事で
お伝えしているので、合わせて読んでおいて欲しい。
実際に
私は数年前に、マンションの入居者さんに
クレームとしてキッチンの錆を受けたことがある。
その時は
詳しい状況がわからなかったのでキッチンのメーカーの
担当者と一緒に入居者さんのお部屋へ伺った。
現状を見ると、確かにステンレスのプレートの裏側が
錆で覆われていた。普通に考えると「ヒドイ」と感じるレベル。
お客さんも、
「こんなに錆びるなんて、不良品じゃないの？」
と少し怒り気味だったのだが、キッチンのメーカー担当者は
冷静に、シンクの中のある部分を確認した後に一言。
「あ～、コレが原因ですね。この商品の箱って有ります？」
と言ったのだ。
その商品というのは、「排水口にセットするタイプのヌメリ取り」。
だから、消耗品という特性上、予備の箱があったのである。
そして
排水口のヌメリ取りの裏側の小さい字の注意事項を確認して
「こちらを読んで下さい」と入居者さんへ手渡した。
そこには、とっても小さな字で
「この商品を使用するとシンク内が錆びやすくなることがあります」
と書いてあった。
「書いてある。きちんと書いてあるじゃないか！」
と心の中で叫んだ記憶がある。
原因は
排水口のヌメリ取りに使用する錠剤から出てくる
「塩素ガス」が原因であった。
「もっと大きな字で注意事項書いてよ～」
と、入居者さんも感じたかどうか分からないが
無言のうちに、一件落着となった出来事だったよ。
つまり
キッチンのステンレスの水切りプレートが錆びる原因として
一番多いのは、シンクや排水口のヌメリ取りに使用している
錠剤などから出てくる「塩素ガス」なのである。
だから
もしも、梅雨の時期などでキッチンのシンクや排水口の
ヌメリが気になるのであれば、塩素ガスがあまり発生しない
こちらのような商品を使用されることをオススメする。
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更に
こちらの商品を使って、常に嫌な匂いを抑える
という方法も効果的だよね。
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