マンションのパンフレットで各タイプの間取りを見ている時に
いきなり、「???」となる可能性が一番高いのは
「サービスルーム」って何?
あなたは、サービスルームの意味を知っていますか?
今回は、サービスルームについて
お伝えしていこう。
まずは
「サービスルーム」の定義から
その前に、「居室」という言葉について説明するよ。
「居室」とは、人が長い間すごす部屋のこと。
つまり、マンションで言うと
「リビング」や「洋室」、「和室」などが該当する。
「トイレ」や「お風呂」で長い時間をすごす人も
いるかもしれないが、建築基準法という法律上では
該当しないよ。
そこで
「居室」となるには、色々な条件がある。
そこで、サービスルームに絡んでくるのが
「採光」という考え方。
少し説明を加えると
「太陽の光がどのくらい入るのか?」という基準。
その基準には、窓の大きさと窓の外の条件がある。
専門的になるのでこれ以上詳しくは述べないけど
結局
太陽の光が入らない暗い部屋は「居室」ではない。
ということ。
つまり
その、太陽の光が入らない暗い部屋で「居室」と
呼べないような部屋を「サービスルーム」と呼んでいる。
あとは、部屋の面積なども関係してくるけど
一般的には、「採光」絡みが多い。
具体的には
エレベーターの前など、部屋の外側の状態が
全面が手摺で開放感のある状態ではなく
「何らかの壁」のある部屋が該当しやすい。
だって
昼も真っ暗な部屋で生活って
一般的にはあまり気が進まないよね。
次に
「サービスルーム」には人が住んでも良いのか?
という問題が浮上してくるはず。
もしも
「サービスルーム」を洋室と同じような使い方が
出来なければ、ライフスタイル自体計画しなおしだよね。
ちょっとの差で、「居室」にならなかった「部屋」を
物置にしか使えなかったら、かなりもったいない話。
仮に
契約した後に、今の話を聞かされたら
「契約解除だ~」
となりかねないくらいの話だよね。
でも
安心して欲しい。
今、手元にパンプレットなどの資料があれば
確認して欲しいのだけど
「サービスルーム」と「洋室」についている設備
つまり、
「給気口」「クーラースリーブ」「コンセント」「クローゼット」
などは、きっと同じように付いているはず。
それが何を意味するか分かるよね。
そう、「人が住むことを前提に設計されている」ということ。
実は
実際の部屋を見た時に、その部屋がパンフレットで
「洋室」と記載されているか?
「サービスルーム」と記載されているか?
ハッキリ言って、分からない。
暗黙の了解。
になっている。
つまり
サービスルームは、法律上では「居室」と
認められていないけど、実は住めるように整えていますよ。
という、売主側からの「サービス」。
そして
サービスルームを、日本語で同義語だと「納戸」。
あなたは、「納戸」を自分の部屋として与えられたら
嬉しいかな。
私なら、絶対に嫌だよね。
だって、納戸って「物置感満載」、
私は荷物じゃなくて、れっきとした人だぞ。
だから
「納戸」という表現を「サービスルーム」
と横文字に置き換えて、「実は部屋です感」を
前面に出している「マジック」でもある。
ちなみに
こちらでは、ブログでは書けない内容も
コッソリお伝えしているよ。
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