前回は金属製建具(アルミサッシ)の滑りが
悪くなった場合の対処法についてお伝えした。
そこで
今回は木製建具の滑りが悪くなった場合についてお伝えする。
ただし、あなたの現在住んでいる建物の築年数は分からないので
それなりに年数の経った建物を想定する。
まずは
木製ドアの敷居(下側のレールの部分)の部分が
金属製のV型のレールがある場合はドアの底に
戸車と呼ばれるコロが付いているはずなので
その部分にホコリが付着していないか?確認しよう。
ホコリが付着していなくて滑りが悪い場合は、
金属製建具の時にお伝えした「シリコンスプレー」が効果的。
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そして
敷居の部分が木製の場合で押入れの上段にある天袋以外では
大抵「敷居すべり」と呼ばれる樹脂製の厚いテープが貼ってある。
その敷居すべりが劣化している場合はホームセンターで
売っているので張り替えると効果的。
ちなみに
こんなやつだよ。
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そして
敷居すべりが劣化していないのに滑りが改善しない
場合には敷居に「ロウ」を塗ると滑りが良くなる。
こんなやつだね。
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つまり
マンションの建具(引き戸)の滑りが悪くなったら、和室以外は
まず、溝部分のホコリが溜まっていないか?を確認して、
建具の下部にある戸車とよばれるコロの部分にホコリが付いていないか?
を確認した後にシリコンスプレー(CRC)を吹き付けると滑りが良くなるよ。
そして
和室の部分であれば、敷居すべりというレールの下に貼り付ける部材が
劣化していれば新しい物と交換すべきだし、そうでなければロウを戸車に
塗ってみると効果的だね。
最後に
改めて説明しておくけど
敷居すべりはこちら。
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敷居につけるロウはこちら。
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