マンションのセキュリティについて
チェックすべきは
「配達業者」だと、お伝えしてきた。
まだ読んでいない方は、リンクを張っておいたので
是非確認してほしい。
さて
「配達業者」の件だけど
これは、
実際に私の住んでいるマンションでも
意見が分かれた所である。
まず
あなたは、現時点でどのように考えているか?
次の質問の答えをよく覚えておいて欲しい。
朝起きた時に、新聞が玄関先に届いていたほうが嬉しいですか?
それとも、他の人がマンション内に入ってくるのが嫌なので
1階のエントランスまで取りに行きますか?
この質問の中の
・玄関先まで運んで欲しいという「便利さ」
・他の人が入ってほしくない「セキュリティ」
2つの考え方が、マンションの管理組合の集会の中で
珍しく意見が分かれた内容であった。
ちなみに
我が家の意見は、新聞は取っていなかったが「前者」である。
それは、「生協」の配達などをお願いしていたから。
そして
この結論を決定するのに「挙手」をしたのだが
意見の違いの中に、1つ発見したものがあるので
ここでお伝えしておく。
それは
「前者」の「便利さ」に手をあげた人は
「小さい子供を抱えた家族」や「お年寄りの家族」が
圧倒的に多かったのだ。
我が家も、小さい子供を抱えていた身。
だから、「便利さ」が優先であると、言わば「当然」だと感じていた。
なぜなら
小さい子供がいる家庭では、1階に物を取りに降りるだけでも
一苦労だから。ましてや重たいものを持って上がるのなんて論外。
玄関前まで配達してくれるから、「生協」もわざわざそういうプランに
していた位だったから。
しかし
「後者」の「セキュリティ」を上げた人も結構いた。
確かに、夫婦2人や、子供が結構大きなご家庭が多かった印象がある。
そこで
私は、結構な衝撃を受けた。
それは
普通に、大人や大きな子供だけの身軽な家庭が
小さい子供を抱えていたり、体が不自由なお年寄りの苦労を
考えていない。ということでは全く無い。
むしろ、逆。
自分が、「自分の環境」に置かれていることが
「皆もきっと同じような価値観である」
と、住む環境も全く違う「他の家庭」にも
無意識に当てはめていたことだった。
「あ~、マンションなんだから
色々な価値観の人がいて当たり前」
そう気付かされた、出来事だった。
結局
多数決で、「便利さ」を求めた人が勝ったのだが
それ以上に、
「自分の常識 ≠ 他人の常識」を再認識したことの方が
大きな収穫だった。
つまり
マンションの中に「配達業者」を入れることは
「便利さ」と「セキュリティ」が表裏一体になっている。
更に
マンションには、色々な価値観の人が住んでいるので
「自分の常識 ≠ 他人の常識」では無いということ
この記事へのコメントはありません。