建築現場の最後を締めくくるのは美装屋さんと呼ばれる
建物のクリーニング、つまり掃除をする業者さん。
今まで、ホコリや色々なものが付着していた建物の仕上げを
あれよあれよというスピードでピッカピカにしてしまうのだ。
しかし
掃除なら、私も負けないわよ。
という奥さんもきっといるはず。
では
建築現場のプロから見た素人との差って何だろう?
という点について今回はお伝えする。
初めに
「ノウハウ」の差。
ノウハウと一言で言ってもいろんな事があるのだが
特に取り上げたいのが、「段取り力」と「対応力」である。
そして
段取り力だけど、たいてい美装屋さんは何人かの
チームで作業を行っている。
その中で、役割が決まっているのだ。
例えば
フローリングにワックスをかけるにしても
- 掃除機をかける
- 水拭きをする
- ワックスを掛ける
の大きく3工程がある。
あなたが実際に行う時は、1人で全ての工程を行う。
しかし、チームで行う場合は別なのである。
それぞれの工程を、別々の人間が行う。
掃除機をかける人は、ズーッと掃除機をかけて回るし
ワックスをかける人は、ズーッとワックスをかけて回る。
つまり
分業化によって、同じ作業を繰り返すことで
次の作業の段取りをしていると、
1つ1つの作業でのクオリティーを高めているだ。
更に
美装屋さんは、どんな汚れでも色々な方法を使って
汚れを落とすノウハウを持っている。
時には、「えっ」と感じるような方法も使っていたりする。
例えば
ステンレスに付着した錆を取るのに
「KURE 5-56」を吹きかけて磨いていた。
「KURE 5-56」といえば、錆びついて動かなくなったものを
快適に動かす事のできる商品。
それを錆の掃除に使う発想は私には無かった。
更に
動作が重い所に何でもかんでも「KURE 5-56」を
使おうとすると良くないらしい。
理由は、「KURE 5-56」には油の成分があるので
ホコリを呼んでしまうから。ホコリが付着して動作に影響が
出るような所、例えばサッシなどは「シリコンスプレー」と
呼ばれる商品が良いらしい。
これも
プロとして長年蓄積されたノウハウ。
色んな方法で挑戦してきたノウハウであると感じるよ。
次に
「道具の差」がある。
プロが持っている道具はホームセンターでは見かけない
ような特殊な道具を持っているのである。
私が建設業界で15年働いてきて感じていることは
「仕事は道具」ということ。
なぜなら
目的の道具があると5分で終わることも、
持ち合わせていないと、1時間くらい掛かることもザラ。
もっと最悪なのは、道具がないと作業できないことも。
つい最近、私はある建物のメンテナンスに行った時に
道具1つで、3時間待たされた経験がある。
その道具がないと、作業自体が出来なかったのだ。
だから
仕事をスムーズに、なおかつクオリティーを求めるなら
専用の道具が必要。
しかし
プロじゃなかったら、そこまでの道具を揃える気には
絶対にならないよね。モッタイナイもんね。
最後に
「使用材料の差」がある。
プロが使っているものは、基本的に業務用で
同じような商品でも、濃度が全然違っていたりする。
だから
「市販の商品でいくらこすっても落ちない」という汚れも
プロの手に掛かってしまうと、簡単に落ちてしまうのである。
1年位前に
ある浴槽を一般の人が綺麗にするにはどういう方法が良いか?
という話題で美装屋さんと話をしていたら、
「私たちはこの商品を使っているけど、
劇薬で届け出が必要だし素人が使うには危険過ぎる」
という商品まである。
しかし
逆を言えば、「使う洗剤が良ければ汚れは落ちる」
ということも言える。
結局
私が、言いたかったのは
手っ取り早くプロの仕事に近づくには、「使う材料」と「道具」を
変えるのが一番効果的である。
しかし
「道具」の使用用途は限られているので高価なものを
購入するのはあまりオススメしない。
でも
「使う材料」。つまり、洗剤を変えてみるだけで驚愕の効果が
もしあるのであれば、あなたの掃除のクオリティーも高くなるはず。
つまり
プロの仕事と素人の仕事の差は
- ノウハウの差
- 道具の差
- 使用材料の差
の3つである。
だけど
「ノウハウ」は一朝一夕で身につかないし、
「道具」も費用対効果という面ではオススメしない。
だったら、効果的な「使用材料」を探してみよう。
そこで
今回は、私の方からも500万本以上売れている洗剤を
見つけて来たので1度クリックして驚愕の内容を確認してほしい。
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