ネット通販の取り扱い量がどんどん増えていく世の中で、
宅配業者の業績と共に負担が増している。
確かに
ネットでポチッとすれば買えないものは無いのでは?
と言うくらいに本当に何でも売っている。
そして
宅配業者の再配達の負担を減らすために注目されているのが
「宅配ボックス」である。
だけど
マンション業界において「宅配ボックス」は別に珍しくない。
私が入社した当時から宅配ボックスは存在していた。
と言うか、ほとんどのマンションに設置されているはず。
しかし
現在の宅配ボックスにおける考え方や技術は、10年前に比べ
圧倒的に進化している。
まぁ、当然と言えば当然ではあるのだけど、せっかくなので
今回は、宅配ボックスの昔と今の変わった所を3つに絞ってお伝えするよ。
まずは
全戸数に対する宅配ボックスの設置個数が増えていること。
一昔前までは、マンションのデベロッパーさんによって
様々な考えがあったとは感じるけど、一般的に
全戸数の10~15%位が宅配ボックスの個数だったと感じる。
当然、全戸数と言っても数十戸~数百戸まで様々だけど、
大体そんなところでは無いだろうか?
しかし
最近では、全戸数に対して20~30%と、
今までの倍くらいの設置割合位になっているはず。
それだけ、各戸へ宅配される荷物の総量が増えている
証拠ではないかと私は感じる。
更に
マンションの構成に1LDKや2LDKなどの単身世帯や
2人世帯が含まれている場合であれば、日中留守の確率が
普通の3LDKなどを購入するファミリー世帯より
圧倒的に高くなるので、宅配ボックスの占有率が上がる。
逆に
もしかしたら、価格帯が高めで専業主婦の比較的多い
入居者の集まっているマンションであれば、日中に
在宅である確率が高まるので宅配ボックスの使用率は
低くなるかも知れないね。
2つ目は
宅配ボックスの荷物の有無が、ノンタッチキーシステムや
部屋の中のインターホンと連動しているタイプもあること。
つまり
外出先から帰ってきて、玄関の集合玄関機に鍵をかざしたりして
建物の中に入ろうとすると、「着荷」を知らせてくれる。
更に
宅配ボックスに玄関のノータッチキーをかざすと、
該当する宅配ボックスの扉が自動的に開いたりする。
利用者に対する配慮が行き届いているなと感じるよ。
と言うのは
私が入社した頃には、他社製品とコラボする商品は
あまり無いという印象だったから。
最後に
宅配ボックスは、荷物を受け取るだけでなく「発送」も出来る
というサービスも存在する。
例えば
ネットの中には、お客さんに商品を購入してもらうサイトと共に
お客さんの不要品を宅配便で引き取るサービスもあるから。
その引き取りサービスの中には玄関先まで宅配業者が
荷物を取りにくるサービスも存在する。
すると
玄関先で荷物を取りに来てもらうのを待つよりかは、
宅配ボックスを通じて、お互いの都合の良いタイミングで
荷物を処理した方がメリットがあるからね。
つまり
マンションの宅配ボックスにおける今と昔の時代変化とは
- 住戸数に対する宅配ボックスの数の割合が以前より2倍近くに上がっている。
- 宅配ボックスの荷物の有無が、ノンタッチキーシステムやインターホンと連動している。
- 不在配達に対するサービスだけでなく、集荷サービスも出来る宅配ボックスがある。
と言うこと。
更に
荷物によっては、宅配ボックスに入れておけない物もある。
先日我が家で起こったちょっとしたトラブルはこちら。
↓ ↓ ↓
https://mansyonpro.com/wp/archives/2633
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