マンションのパンフレットを見ていると「ん?」と感じる語句がある。
特に、何かの略語であればなおさら。
LDKがリビング・ダイニング・キッチンの略語であるのを
知っている人は多いと感じるが、MBやPSって知っている?
ということで今回はマンションのパンフレットに記載してある
認知度の低い言葉についてお伝えしていく。
まずは
MBだけど、メーターボックスの略語である。
具体的には
マンションであれば共用廊下に面していて、電気や水道のメーターが
入っている空間のことをさす。
他には、メーターにつながる配管が必ず入っているのと、
オール電化のマンションであれば電気温水器なども
入っている場合がある。
実際に生活していく上であなたが開けることはほとんど無い空間。
次に
PSだけど、パイプシャフトやパイプスペースといった
配管をするための空間という言葉の略語である。
具体的には
マンションであれば、トイレの排水などの上階から下階まで
つながっている配管を通すためのスペースであることが多い。
だから
PSは裏方の領域なので仕上がってしまうと見えない場合が多い。
何となくボコッと壁が出っ張っている所がそうかな?というレベル。
最後に
アルコープは1フロアの端の部屋などの玄関先に門扉があり、
その門扉から奥まったスペースがアルコープと呼ばれるスペース。
語源は知らないけど、用途としては大体三輪車や傘、
スタッドレスタイヤなんかが置いてあることが多い。
意外にあると便利なスペースであることは間違いないね。
つまり
マンションのパンフレットに記載してある認知度の低い言葉は、
MB、PS、アルコープであり、それぞれの意味は
MBはメーターボックスの略で、電気や水道のメーターや配管などや、
場合によって電気温水器なども入っている。
PSはパイプシャフトやパイプスペースの略で、
縦系統の配管の納まるスペースになっており
仕上がってしまうと隠れて分からない事が多い。
アルコープは、玄関の外側が少し奥まったスペースになっている場所で
大抵、門扉が設置されている内部は比較的プライベートなものを
置いている人が多い。
結局、建築に普段たずさわっていない人にとっては、
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