マンションの床の9割以上はフローリングだよね。
あとは和室が畳で、トイレや洗面所がクッションフロアと呼ばれるシートが多い。
そして
フローリングって見た目は木目だから、「木」で出来ていると考えがち。
しかし
フローリングの表面材って色々な種類が有ることを知っているだろうか?
その中で
マンションで一般的に使用されているフローリングの種類は2つ。
「木質系複合フローリング」と「シートフローリング」である。
木質系複合フローリングとは、合板などの下地の表面に、
「突板(突板)」と呼ばれる薄い木の板が貼り付けてある。
だから
見た目も中身も「木」なのだ。
そして
シートフローリングとは、合板などのフローリングの下地に
木目調の柄がプリントされたオレフィンシートに硬質シートを
加工した文字通り「シート」が貼り付けてある。
では
最近、多くのマンションで採用されているシートフローリングの
メリットとデメリットとは何だろう?
まず
メリットとしては、柄がプリントしてあるので品質のばらつきが少ない。
ということである。実際は「ロット」と呼ばれる製品単位ごとに
微妙に色合いが違うのだが、並べて比べてよく見ないと分からないレベル。
更に
メンテナンスフリー・ワックスフリーと呼ばれる商品が有り、
ワックスを掛けなくても良いという楽さがある。
しかし
デメリットとしては、ワックスフリーであってもフローリングの
シート自体に艶があまりなければ、足の裏の油や水分の跡が
つきやすい。
つまり
足跡が残ってしまって汚らしくなってしまう可能性があるのだ。
実際に、ワックスフリーのフローリングを初めて使った時に、
最後の仕上げでワックスを掛けなくてもOKだと考えていたが、
作業員さんの足跡がなかなか消えなかったりして、
見栄えが悪かったので、急遽ワックスを掛けたことがある。
更に
シートフローリングは、ワックスとの相性がメチャメチャあるので
注意深く選ばないとイケない。この記事で書くと文量が多くなるので
また、後日記事にするよ。
つまり
マンションのフローリングは大きく分けて
「木質系複合フローリング」と「シートフローリング」がある。
更に
フローリングについては、こちらの記事も合わせて読むと
表面以外の知識が付くよ。
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