転勤族は、いつどこに引越すか分からない。
旦那は仕事があるから、コミュニケーション
を取る相手を確保することは容易だけど、
奥さんは同じようには行かない。
それでも
子供がいると、子供のお友達のツテから
ある一定のコミュニティに属することはできる。
しかし
もしも、子供がいなければ、
旦那が仕事に出て行って、帰ってくるまでは
場合によっては、完全に孤独状態。
この、「孤独感」が続くと、
やがて「うつ状態」になってしまうことがある。
そうなると最悪の事態。
実は
「うつ状態」という言葉は、最近の私には非常にホットな話題。
なぜなら
この1年間の間に「うつ状態」と言われた人を
仕事上の身近な人間で何人か知っているから。
しかも
その中の1人は、同じ職場の後輩。
確かに、仕事内容は彼の能力より上の仕事だった。
でも、彼の年代であれば、当然出来ないと行けないレベルの仕事。
それは、今まで一緒に仕事をしてきた周りの人間が
キチッと教えてきていないから。と感じていたので、
結構、熱心に教えていたのだ。
更に
今まで、責任感のある仕事を任されたことが無かったので、
自分が期限までに物事を仕上げないと、
周りの人間にどれだけ影響が出るのか? が分かっていなかった。
だから
責任感を持って欲しくて、時には厳しいことも言ってきた。
そして、少しずつでも前に進んでいるように思っていた。
実は
うつ状態と判断される少し前から、「目が泳いでいたり」
受け答えが少しおかしいな。とは感じていた。
だけど
大変だけど、何とか乗り越えて欲しい。
という期待の方が、私は大きかった。
しかし
現実は違った。
ある日、「もう無理だと家族から言われました。」
と、所長へ突然の告白。
事情を聞こうと、彼に話しかけると
せきを切ったように大号泣。
衝撃的だった。
何で、気づいてやれなかったんだろう。
自分に対する、後悔とか色んな感情が
グルグルと目まぐるしく回っていた。
その夜
2人で、ご飯を食べに言ったのだけど
彼は
「すみません」とずっと言っていた。
私も
「ゴメンな」とずっと言っていた。
結局
2ヶ月位休んで、職場に復帰したけど
部署は今までと違うところになっていた。
彼にとっては、心機一転。
そのことが吉と出るか? 凶と出るか?
そのことだけが心配だった。
それから
職場復帰してから1ヶ月後に
たまたま、彼の部署に行く用事が突然訪れた。
でも
正直、不安だった。
うつ状態になった時のことを
どのように思っているんだろう?
恨んでいるかな?
本当は会いたくないのでは?
勝手に、そんなふうに考えてしまっていた。
だから
会いたいけど、会いたくなかった。
でも
実際に会ってみると、驚くほど普通に話しかけてくるし
現在の状況や、他愛もない話を1時間位したよ。
表情も、にこやかでいつもの表情だった。
だから
すっごく安心した。
心の底から、良かった~。と感じた。
メチャメチャ嬉しかった。
今では
彼が仕事上の事で分からないことがあったら
向こうから電話で聞いてくる状態まで復活した。
少し、自分の中の胸のつかえがとれた気がした。
だから
もし、あなたが孤独感を感じていても
「うつ状態」には、絶対になってほしくない。
では
どうすれば良いか?
解決法はケースバイケースかも知れないし専門家でもないけど
何かアドバイスできるとしたら
「他に何か楽しい趣味をもつ」
「仕事などをして気を紛らわす」
事かな。
その2点は
今回の件で、彼と話をしていて非常に大切だと感じたよ。
なぜなら
彼の日常が、完全に仕事だけになっていて
息を抜ける趣味などが無かったから。
だから
「気を紛らわすことの出来る何か?」
はとっても大切だと感じる。
更に
今回の記事を書いているうちに
「他に何か楽しい趣味をもつ」
「仕事などをして気を紛らわす」
についても、少しずつ情報を発信しようと決意しました。
最後までお読み頂き有難うございました。
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