マンションの管理組合の総会で
あなたの意見を伝える方法は2通りある。
1つは、実際に参加して意見を伝える。
もう1つは、委任状で事前に意見を伝える。
正論を言うと
「実際に参加して意見を伝える」
方が良いに決まっている。
しかし
実際にわざわざ決められた時間に
会場まで足を運んで会議に参加するなんて面倒くさい。
出来れば家にいたい。という悪魔の囁きが耳元で聞こえてくる。
結局
事前に委任状を提出して当日は家でごロゴロ。
自分の意見は伝えたし文句ないよね。
という考え方もある。
実際に
マンションの管理組合の総会の出席率は
階数を重ねるたびに下がっていくもの。
総会の出席率の低下具合で、マンション購入者の
関心度が非常によく分かる。
しかし
実際に総会に出席してみて
「へ~、出席してみて良かった」
と感じたことがあるので実例をお伝えする。
それは
「駐輪場に照明を追加するかどうか?」
という議題であったのだが、
ハッキリ言って
普段自転車のらないし、通り道でもないし、
金額も大した金額ではなかったので
結論はどちらに転んでも良かった。
しかし
今までの議題がほぼ賛成多数で決まっていたのに
急に議論が活発になったのだ。
活発に発言していた人の大半は
照明の追加に反対の人達だった。
「追加しなくても普通に明るい」
反対の人達は次々に声をあげていった。
色んな人の意見を聞いていても、
先程述べたとおり、私自身が見ていないので
本当に必要があるのか?無いのか?
判断が全くと言っていい程つかなかった。
実は
議題を見た時、私自身は
「金額はそれほど高くないし、
追加したいという意見があるんだから賛成」
と、メチャメチャ安易に結論を出していたのだ。
実際に自分の目で確認もすることもなく。
最終的に
多数決の結果、「照明の追加」で決まった。
そして
マンションへついた時に照明の話をふと思い出して
現地までいって議論の内容を思い出してみた。
すると
「メッチャ明るい!
現状を見て、追加したいという人の気が知れない!」
と思わず心の中で叫んでしまった。
だから、みんな反対していたのか。
胸のモヤモヤがスーッと引いた瞬間だった。
「ちゃんと事前に確認しておけよ」。
と自分に言い聞かせたのと同時に
「委任状を出しただけなら
絶対に気づかなかった。良かった参加して」
と実際に参加することの意義を感じた瞬間だった。
それから
私は特別な用事があって参加できない場合以外は
管理組合の総会に参加している。
つまり
委任状で総会より事前に自分の意見を伝えるより、
実際に参加して、色々な説明や質疑応答を聞いてから
最終的に判断するほうが絶対にオススメ。
もしも、実際の現状が議論の中で見えてきたら
意見が180度変わることがあるかもしれないよ。
次回は、
2,いざ組合の理事が回ってきた時のイメージがつきやすい。
についてお伝えします。
何かに反対する人=クレーマー
という思い込みですよね
よくいますよねそういう思い込みを持った人が
はああああああ
コメントありがとうございます。
確かによくいますね。
自分もそうならないように気を付けたいです。