タワーマンションカースト(上層階バージョン)の恐怖の蟻地獄とは?

 

年収1000万円以上で貯蓄0円。
という人は案外多いらしい。

 

私などからすると

「そんだけ貰ってたら少しは貯蓄に回せよ」

と感じるのだか、同時に高年収で低貯蓄の人の気持ちも分かる。

 

確かに

周りの人たちよりも年収が高ければ、
あなたもこんな気持ちにならないかな?

  • 今日は自分へのご褒美に、高いブランド物を買ってみよう。
  • あ~、疲れた。電車じゃなくて今日はタクシーにしよう。
  • あそこのパスタ有名なんだって。今度行ってみようかな。
  • 今日はお財布に余裕があるから、暇潰しはスタバじゃなくてオシャレなカフェにしよう。

と、自分ではほんのちょっとの贅沢が
たまらない優越感になってしまうのだ。

「私はまわりのみんなとは違う」

そんな気持ちが貯蓄0への道を加速させるのだ。

 

なぜなら

今度は一度得た贅沢がどんどん辞められなくなるから。
最初は月に1回位だったのが、月に2回になり、
1週間に1回という風にエスカレートしていくのだ。

 

すると

今まで他の人より貰っていた給料もあっという間に底をつく。
しかも、贅沢した快感だけが残っているから厄介なのだ。

「あ~、あのブランドの新作バッグ欲しいな~」

とね。

 

でも、今までの話しはあなたが周りの人たちよりも
高い年収を貰っていたいた場合の話で、自分で改めれば直せる話である。

 

しかし

周りの人も、高年収のあなたと同じかそれ以上の年収であれば、
一体どうなるのだろうか?

 

先程のプチ贅沢な生活は周りの人たちにとっては「当たり前」。
いや、それ以上の生活レベルかもしれない。
最初は良いけど、貯蓄がじわりじわり減ってきて
質素な生活に戻りたくても戻れないアリ地獄。

 

「あ~、今の生活続けられない」

 

と後悔した時には遅いかも。

 

いや、周りに同じような環境の人が余りいなければ、
少しずつでも高年収の人たちと距離をとれば改善される。
すると、また平穏な日々があなたに訪れる。

 

しかし

タワーマンションであればそうはいかない。
上層階に住む人は紛れもなくセレブたちだから。
あなたがタワーマンションから引っ越さない限りセレブたちの誘いは続くのだ。

 

その誘いを断ると……。

それは、タワーマンションカーストの始まりとなってしまう……。