タワーマンションカースト(下層階バージョン)の憂鬱と解決法とは?

 

エレベーターに他の誰かと乗ると冷や汗が出る。

お互いの指先のボタンの数字に自然と目がいく。

「あっ、私より下の階だ。よかった」

とホッと胸を撫で下ろす。

 

まるで

住んでいる階がそのまま階級を表しているように。

 

そう、タワーマンションカーストの基本型は、
上層階にいくにつれて高くなる販売価格のせいで
下層階には上層階に比べて圧倒的に経済力が低いこと。

 

しかし

金持ちだから偉い。だとかは私は全く感じないけど、
世間の目はそのように働いていること。

 

だから

無意識のうちに上層階の人は、下層階の人に対して
下に見てしまう傾向があるということ。

「ふんっ、こいつらしょせん5階だろ」

という風にね。

 

もちろん、全ての上層階の人がそういう訳ではないが、
上層階には、有名人や会社の経営者や幹部などの
成り上がってきた人たちが多い分だけ、
人に対して丁寧な人も多いけど、見下す人も多い。

 

逆に

好き好んで下層階を選んだ人ではなく経済的に下層階を
選ばざるを得なかった人は、金銭的な劣等感を感じやすい。

 

すなわち

下層階の人を見下してしまいやすい上層階の人々と、
上層階に対して無意識に劣等感を感じやすい下層階の人々との間に
自然とタワーマンションカーストが生まれるのだろう。

 

では

どうすれば回避出来るのか?

 

だけど、結論を言えば

「タワーマンションを購入しないこと」

20階くらいまでの普通の階数のであれば、
上層階だろうが下層階だろうが仲良くやっている。
タワーマンションのように購入価格帯の幅が大きいから
生活スタイルが合わなくなってくるのである。

 

でも

「やっぱり、タワーマンションは憧れるよ」

 

という人は、同じくらいの感覚を持った人と付き合って、
肌感覚が合わない人とは適度に距離を置くことが大切。

 

実際に

あなたの周りにいる人の年収の平均があなたの年収。
と言われるように、生活レベルや感覚が同じくらいの人とは
一緒に過ごしていてもストレスは少ないらしい。

 

だから

もしも、あなたがタワーマンションを購入するときは
ぜひ参考にして欲しい。