内覧会の指摘事項の裏側!クロスの傷はどうやって直すのか?

 

内覧会の指摘事項で多い内容といえば「クロスの傷」。

マンションなどで使用されてるクロスは、
表面が塩化ビニール製で有ることが多いので、
何かの拍子に物をぶつけてしまうと本当にすぐに傷になる。

 

でも

工事中は別に傷がついても良いと考えて工事をしているわけではない。
傷を付けないように意識をしながら作業をしているのだけど、

私はどんなに気をつけていても、複数の職人さんが入って作業すると、
どこかに傷がついてしまうと考えている。

 

例えば

  • 職人さんが腰の周りに色々ぶら下げている工具が知らず知らずのうちに、壁のクロスに当たってしまって傷がつく。
  • 長い作業を1人で運んでいる時に、目につかない後方の材料の先端が、歩いている振動でクロスに触れてしまって傷がつく。

ということが気をつけていても発生してしまうのが現場であると感じている。

 

当然

自主検査などで手直しをするのだが、手直しと新たな傷のイタチごっこに
なってしまうこともしばしばあるよ。

 

では

実際のクロスの傷の補修方法だけど、やり方としては2通りある。

 

まずは

クロスを張り替えてしまう。というシンプルな方法。
一度クロスだけを剥がして、新しいクロスに張り替えると
当然ながら傷は無くなってしまう。

「クロスだけを剥がすことが出来るの?」

と、あなたは感じるかもしれないが、

クロスは剥がしても「裏紙」と呼ばれるクロスを構成する部分が
下に貼ってある石膏ボードに張り付いたままなので、ボードに影響を
与えることは無いので、その点は問題ない。

 

もう1つのやり方は

部分補修(パッチワーク)である。
傷のついている部分を、部分的に張り替えて目立たなくする方法。

 

しかし

確かに、補修をした時は全く問題なくわからないけど、
数年後に目立ってきたりするので注意が必要である。

 

だから

私は内覧会で指摘を受けた場合には、基本的に張替えをしている。

 

もしも

あなたが実際の内覧会時にクロスの傷を指摘に上げた時は、
どのようにして補修するのか?をしっかり確認しておいた方が
私は懸命であると感じるよ。

 

つまり

内覧会の指摘事項の裏側!クロスの傷はどうやって直すのか
については、「張替え」と「部分補修(パッチワーク)」の2種類がある。

しかし

部分補修(パッチワーク)であると、数年後に補修した所が目立って
来る場合が有るので注意して欲しい。

 

だから

あなたがクロスの傷を内覧会で指摘した場合は、
「どのように補修されますか?」
と確認したほうが良いよね。

 

更に

内覧会のチェックポイントは、
こちらでまとめているので参考にして欲しい。

↓  ↓  ↓

内覧会完全攻略マニュアル

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書いた人:
T.M