カテゴリー: 管理組合の実情

マンションの管理組合の総会で見える入居者の意外な一面とは?

 

管理組合の総会で実は楽しみにしていることがある。

 

それは

他の入居者の知られざる一面を
見る事が出来るかもしれないから。

普段は、挨拶するだけの人が
一体どのような考えの持ち主で、
どのようなことに興味を持っているのか?
を知る機会はそれほど多くはない。

 

しかし

管理組合の総会で議決をとる時に
「賛成」なのか「反対」なのかを知るだけでも
他の入居者の考え方を知ることが出来る。

 

そして

「えっ、あの家庭は反対なんだ!」

などと、私の感が方と全く違っていることに驚いたりする。
特に、家族構成が違うと持っている意見が
違うことが非常に多いと感じる。

 

例えば

「宅配業者に暗証番号を教えるか?」
という議題が上がった時のこと。

新聞や個別宅配が玄関先に来る便利さと
マンション自体のセキュリティーの
どちらを優先させるか?という議題。

 

我が家は、当時生まれたばかりの赤ちゃんが
いたので、奥さんが大変なので生協の個別宅配を
お願いしていた。

何故かと言うと、なかなか決められた時間に
マンションのエントランスまで降りて行って
荷物を玄関の仲間で赤ちゃんを背負って
運びこむよりは、玄関先まで運んでもらった方が
良いと考えていたからである。

 

だから

先ほどの議案に対しては
「業者に一定のルールを設けて暗証番号を教える」
に賛成であった。

 

最終的に多数決で賛成になったのだが
1つ我が家にとって衝撃的な事があった。

 

それは

我が家と同じフロアーで、エレベーターから遠い部屋
つまり、その人の部屋に行くには必ず我が家の前を
通過するべきお部屋の人が「反対」だったから。

 

確かに

その家庭には、子供がいなくて夫婦2人なので
エントランスまで物を取りに行くことも容易であると推測される。

 

でも

いつも、我が家の玄関先に、生協の荷物が積まれているの
を見て、どのように感じていたのだろう?

「反対」って事は、我が家の前に荷物が積んであること
自体に反対だっていうことだよね。

 

いつもは

あえば普通に挨拶も交わすし愛想も良い
と感じていたけど、本当はどのように思っていたのだろう。

総会の後、家に帰って奥さんとの話題は
先程のことで持ちきりだった。

 

それぞれの家庭で環境も違えば考え方も違う。
優先すべきことは、家庭によってさまざま。

 

やっぱり、マンションには色んな考え方の人がいて
「自分の考え」をみんなが同じように持っているって
考えるは絶対にしてはいけないことだな。
と改めて感じた瞬間だった。

別に、誰が正解で、誰が間違いではない。
ということ。

 

つまり

管理組合の総会で議論をかわすときに、あなたの他の入居者
へ対するイメージとのギャップにびっくりすることがある。

普段は、おだやかな人でも議論になると非常に熱くなる人や
考え方が、自分とは全く違うんだ。ということを発見しやすい。

 

そして

隣人とのトラブルで多いのが騒音。
マンションでは騒音対策は非常に行われているが
賃貸住宅とマンションはどのように違うのか?
は以下の記事が参考になるよ。

↓  ↓  ↓

マンションがアパートより魅力的な決定的な違い3項目

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書いた人:
T.M