カテゴリー: 理想の部屋を選ぶ

マンションの最上階はやっぱり憧れのステータス?それとも…。

 

マンションの最上階で夜景を眺める。
この一番上のフロアーを購入した人にだけ
与えられるこの優越感。

 

最高~。

 

あなたにとって、
最上階ってやっぱりステータスかな?

 

確かに

販売価格がある程度高いマンションは
上の方の階が売れるのが早いね。

 

でも

私なら、最上階は買わない。

 

なぜなら

夏は熱いから。

昔に比べると、色々工夫はさてれいるけど
やっぱり、太陽の影響は強いね。

 

もしも

あなたが、現在一軒家や賃貸住宅の最上階に
住んでいたら、想像は容易につくはず。

実際の所、一軒家や賃貸住宅に比べると
全然マシではあるが、やっぱり熱いことには変わりない。
これは、建物自体にも熱の影響って出てくるから。

 

なぜなら

少し、専門的な話になるけど
一般的に材料って、熱の力で伸びたり縮んだりする。

 

例えば

鉄道の線路のレールって長いから
当然つなぎ合わさって出来ているよね。

 

でも

線路のレールをつなぐときに、実は少し隙間が空いている。
それは、夏の暑い日と、冬の寒い日では
「鉄が少しだけ、伸びたり、縮んだりしているから」
伸びた時に、お互いのレールが押し合わないように
隙間が空いている。

 

身近なもので言うと

ビニールとかプラスチック製の物なんか
熱い所に置いておくと
何だかふやけたようになるよね。

逆に、寒いところに置いておくと
少し固くなった印象を受ける。

原理は多少違うかもしれないけど
イメージとしてはだいたい同じ。

 

何が言いたいかというと

実は、コンクリートも「伸び縮みしている」
「少しだけど、動いているのだ」

 

あの、固くて重いコンクリートが!?

とビックリするかもしれない。

 

私も、正直10数年、現在の仕事について
「コンクリートが動く」という理論的な事は
頭で理解していても

「そんなにコンクリートが動くか?」
という、直感的な疑問がいつまでたっても取れない。

 

しかし

実際は、コンクリートは熱の影響で動く。
コンクリートが動く影響範囲は、
「最上階が一番多い」

 

だから

時には、予想していないひび割れが出来たり
トラブルに巻き込まれる可能性も十分にある。

 

もう1つデメリットなのは

風の影響を大きく受けること。
もしかしたら、あなたは感覚的に分かるかもしれないが、
風って上に行くほど、強く吹く。

 

同じ場所でも、
地上で感じる風と、最上階で感じる風は違う。

 

更に

建物の角部屋は特に影響が強い。
だから、最上階の角部屋が一番風の影響を受ける。

 

しかし

ステータスを重視する人にとっては
それでも、最上階って魅力だと感じるよ。

 

最終的に、何を優先して、何を犠牲にするか?

によって、マンションの部屋選びなんて
決まってくるからね。

 

では

私だったら、どうするかだって?
私の一存で決めるなら、
最上階の1つ下の階に住むね。

 

つまり

最上階に住むにあたっては
夏が熱いなどの熱の影響と、風の影響を受けやすい。

 

しかし

やっぱり、ステータスって言う人は、
最上階に住むべき。

やっぱり、住んでいて、気分が良い部屋が一番
後で後悔しても、遅いからね。

 

更に

マンションの部屋を選ぶにあたって
色々な環境や考え方で、随分違うよね。
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書いた人:
T.M