前回はアウトフレーム設計のマンションのメリット、
デメリットについてお伝えした。
今回は、あなたがアウトフレーム設計のマンションに
住むとしたら気を付けておいて欲しいことをお伝えする。
まずは
一般的なマンションとアウトフレーム設計のマンションで
見た目に一番違うのが「バルコニーの手すり」である。
具体的に言うと、アウトフレームではない一般的なマンションは
バルコニーは片持ちスラブ(キャンチスラブ)となっており、
例えるなら、あなたの腕を「前にならえ」している状態を想像すると
腕の部分がバルコニーに当たる。
すると
バルコニーの先端、つまり腕でいうと「手」の部分が重いと
腕や体に負担が掛かるよね。
だから
バルコニーの手すりのコンクリートは薄かったり、
アルミなどの軽い材料で設計されている。
しかし
アウトフレーム設計のマンションのバルコニーの手すりは、
構造体なので「梁」が代用される。
で
私が何を言いたいかというと、一般的なマンションと
アウトフレームのマンションでは「手すりの幅」が違う。
具体的には
一般的なマンションが15cm程度であれば、
アウトフレームのマンションは40~60cmくらい。
すると
幅の広い場所には「登ってみたり」「物を置いてみたり」
したくなってしまうのが人間の心情だよね。
だから
アウトフレーム設計のマンションでは「子供の転落事故」や
「物の突風などによる落下事故」の危険がある。
どちらも、人命にかかわる重大な事故につながってしまう。
「そんなつもりじゃ無かったのに!」
と後悔はしたくないよね。
つまり
アウトフレーム設計のマンションで陥りやすい事故とは、
一般的なバルコニーが構造的に張り出している場合の手すりに比べ、
アウトフレームの梁の場合の手すりは幅が広い。
すると
子供が梁の上に乗ったり、観葉植物などを載せたりしたときの
バランスを崩したり、強風による落下事故という懸念が大きい。
「あっ!」と思った時には「時すでに遅し」なので、
日頃から気を付けておく必要が有るかもね。
だけど
夏だと網戸にしていたりすると子供が気付かずに外に出てたり
するから危険だよね。
だけど、ずっとエアコンというのも財布にも体調的にも
不安なあなたは、玄関側はこちらで対応してみてはいかがかな?
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お盆休みが有るので次回は20日にします。