最近のマンションではガラスがペア(複層)ガラスの物件も多い。
やっぱり断熱性能や、中間に空気層があるので
防音の効果も期待されているのだろう。
確かに
私のマンションもペアガラスなのだが、
マンション自体がガラス以外の部分で高断熱な部分もあり、
マンションに引っ越す前より寒いところに住んでいるのに、
家の中では、以前よりかなり薄着で過ごせているのは
驚きであると実感している。
しかし
きっと、ペアガラスでなければ冷気がもっと入ってきただろう。
と私は想像している。
でも
ペアガラスはメリットばかりではない。
特に
あなたに小さな子供のいれば、ぜひ最後まで読んで欲しい。
デメリットとしては、サッシが重たくなるということ。
なぜなら
ペアガラスというのは文字通り2枚のガラスを重ねて、
ガラスとガラスの間に空気の層を設けている。
だから
通常の2倍くらいの重さになってしまうのだ。
すると
小さな子供では重くてサッシを開けられない場合がある。
でも、考えようによったら勝手に外に出られなくて
ちょうど良い。とも言える。
それでは、デメリットでは無いじゃないか?
とあなたは感じるかもしれないが、話には続きがあって、
小さな子供が力一杯サッシを開閉しようとすると、
サッシとサッシの間で指を挟んでしまう危険性がある。
もしかしたら、勢いによっては切断までいくかも?
だから
ペアガラスのついたサッシには大抵指つめ防止機能が
ついていることが多い。
引用:サッシの指詰め防止
この樹脂の部品により子供の指つめ事故は減るはず。
ただし、使用するときは、必ず上下とも同じ向きにしないと
サッシの開閉時に余計な負荷がサッシ自体にかかって
故障の原因になるので気を付けておこう。
もしも
現在、サッシの指つめ防止がついていないので付けたい。
というあなたは、レール部分に取り付ける物もあるので
相談してみたらいかがだろうか?
つまり
マンションのサッシがペアガラスの場合は
メリットとして、断熱性能に優れたガラスなので
冬などは特に部屋が急激に寒くならない。
そして
デメリットとしては、ガラスが通常の2枚分の重量となるため、
重くて小さな子供が動かせない場合があったり、
勢い余って閉めると指を挟む危険性がある。
特に
小さな子供の事故につながる恐れがあるので、
モデルルームや内覧会で指つめ防止装置があるか?
を確認したり、無ければ対応策を確認してみてね。
そして
実際に住んでいる人は、必ず指つめ防止機能が働いている状態か?
を確認しておこうね。