マンションの物件情報を見ていると
たまに、「おっ」と感じる事があるよ。
最近感じたのは、見た目より機能を優先している商品が
出てきたなと言う印象。
しかも、普段一番家にいる奥さんにとって関心のある
キッチンと洗面化粧台の機能性が上がれば嬉しいよね。
まずは
キッチンだけど、実は、私は仕事が休みの日には、
たまに料理を作ることがあるのだけど、普段から毎日ではなく
たまにしか作らないので、当然ながら嫁さんより段取りが悪い。
そのなかで
一番感じるのは、キッチンのカウンターのスペースが
直ぐに手狭になってしまうのだ。
炒める前に野菜などを切ると、あれよあれよとカウンターが
食材でいっぱいになってしまうから、次の段取りが出来なくなるのだ。
そこで
最近のキッチンはシンクの部分を出来るだけ端に寄せて、
シンクとコンロの間のスペースを目一杯とるように
設計されたキッチンがでてきていた。
「これは使いやすいだろう」
と、私は感心してしまった。パッと見の見た目のバランスに
どうしても関心が行きがちだけど、しっかりと使い勝手も考えている。
もしかしたら
この作業スペースを目一杯とったキッチンに魅力が湧かないあなたは
かなりの料理上手なのかも知れないね。
しかし
私のような料理の段取りが上手ではない人にとっては
10cmでも、作業スペースは広い方が良い。
私の意見に共感してくれたあなたは、パンフレットを見るときに
キッチンの部分に注目してみると良いかもね。
そして
洗面化粧台にも、同じ様に機能性が重視された部分がある。
洗面化粧台のボウルの部分が片側に寄っているのだ。
ボウルが片側に寄ることで、残りのスペースに物が置ける。
洗面化粧台って、いろんな小物にあるれているし、
顔を洗ったりすると手探りで物を取ったりすることもある。
だから
洗面化粧台のカウンターの上は物が溢れがちになる。
我が家もご多分に漏れずであるのは言うまでもない。
しかし
一般的に建築家は、どちらかに偏っているのが大嫌い。
センターにキチッと物が配置されていると無性に安心する。
だから
洗面化粧台のカウンターのように、小物を置くスペースが、
左右に二分されて使い勝手が悪くても、あまり気にならない。
片側に寄せるためには、それなりの「納得できる理由」が
必要な事が多いのだが、今回の機能性が良くなると言うのは、
「なるほどな」と十分に納得できる内容だったよ。
つまり
最近のマンションのキッチンや洗面化粧台が、
見た目より機能になって来ていると言うのは、
キッチンのシンクや、洗面化粧台のボウルを
偏心させて、使い勝手を良くしている。と言うこと。
毎日必ず使う水回りの機能性が上がると、奥さん的には
テンションが上がると私は感じるよ。
更に
キッチンについては、こんな記事も書いているので
合わせて読むと理解がより深まるよ。
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