カテゴリー: 建設のプロの豆知識

大地震が起こると玄関ドアが変形して脱出できないのは本当か?

 

大地震が起こるとマンションの部屋に閉じ込められる?

という話をあなたは聞いた事はないかな。

 

実は

数十年前の玄関ドアであれば本当である。
実際に、玄関ドアが開かないという事例が多く発生した。

 

しかし

十数年くらい前からの玄関ドアは最低限の脱出が
可能なように設計されている。

 

それは

「耐震枠」と言われていて、玄関ドアと周りの枠の間に
「隙間」を設けることで地震時の変形に対応するものである。

 


(YKK Apのホームページより引用)

 

こちらの画像のように、扉の先に塞ぎプレートが有るか?
また、鍵を掛ける側の枠と、丁番側の枠の形状が異なっているか?
が耐震枠かどうかの見分けるポイントである。

 

でも

昔からのマンションや賃貸住宅には、ほとんど設置されていないのが
現状ではないだろうか?

 

もしも

大規模改修などがあって、「もしも」に備えて改修をするのであれば
是非検討して欲しいと感じている。

改修の方法はいくつかあって、

1.玄関ドアのみを取り替える方法
2.玄関ドアの枠とドア自体を取り替える方法
3.その他の方法

と3つ有るのだけど、実際はケース・バイ・ケースである
ので、一度専門業者に確認してもらいたい。

 

そのなかで

2の玄関ドアの枠を改修する方法は「カバー工法」
と言って、既存の玄関枠に新たな枠をかぶせて耐震化
させる方法がある。

ドアの幅は少し狭くなるけど、枠を一度取り外したりすると
コストがぐんと跳ね上がるので、カバー工法のほうが
コストは安く抑えられると感じる。

 

ちなみに

カバー工法の詳細はこちら

↓  ↓  ↓

YKK Ap 改修用玄関ドア:地震への備え

 

また

3のその他の方法というのは、今回の記事を書くために
インターネットで少し情報を探している時に偶然見つけたもの。

何と玄関ドアの枠に貼るだけで、耐震効果が得られるのだ。
しかも、20戸くらいの集合住宅なら1戸あたりは2万円
改修ができるのであれば、非常に低コストであると感じる。

 

ちなみに

その驚きの商品はこちら

↓  ↓  ↓

貼るだけで耐震ドア

 

つまり

大地震が起こると玄関ドアが変形して脱出出来ないのは本当か?
についは、「耐震枠」ではない玄関ドアについては本当である。

 

更に

耐震仕様の玄関ドアにするための改修方法は

1.玄関ドアのみを取り替える方法
2.玄関ドアの枠とドア自体を取り替える方法
3.その他の方法

があり

 

2については、こちらがオススメ。

↓  ↓  ↓

カバー工法

 

3については、こちらがオススメ。

↓  ↓  ↓

貼るだけで耐震ドア