マンションの直貼りのフローリングは空中遊泳みたい?

 

マンションの内覧会でフローリングを歩いた瞬間に

「何これ?気持ち悪い」

と言われることが有る。

確かに、私も新入社員の時は同じ事を感じた。
しかし、理由を考えると非常に納得をするのである。

 

ここで

1つだけ、言っておかなければいけないことがある。
それは、今回の記事が全てのマンションに当てはまる
というわけではないということ。

と言うのは、関東地方などはコンクリートの上に
もう一度木製の床を組んで、その上にフローリングを
貼っていることが多い。

 

それに比べ、関西圏などではコンクリートの上に
特殊なモルタルを塗った上に直接フローリングを
貼る場合が多い。

 

今回の記事に該当するのは、後者の
直接フローリングを貼る場合に感じる現象である。

 

そこで

フローリングの上を歩くと、ふわふわという感じる理由は
というと、フローリングが大体13mm位だとすると、そのうちの
4mmはスポンジが入っているからである。

その4mmのスポンジが直下階に対しての騒音を
吸収しているのである。

 

だから、非常に意味のあるスポンジで有るため、
歩いた時の感触が気持ち悪いからといって、
勝手に取るわけにもいかないものである。

 

けれど、

フローリングって、「木」というイメージが強いため
当然歩いた感じは、木の堅いイメージが頭の中に
勝手に刷り込まれてるのであるが、まさにそこが
「イメージとのギャップ」を生み出している。

 

でもね

しばらく歩いているとすぐに慣れてしまうから
余計な心配はいらないと私は感じるよ。

 

たとえ、内覧会の時は「ビックリ」してしまったとしても、
入居して1ヶ月もすれば、何とも感じなくなるから安心してね。

 

つまり

マンションでコンクリート等に、直にフローリングを貼るタイプの場合は、
騒音対策のためにフローリングの下半分にクッションがついてる。

 

だから、歩行すると感覚がフワフワ空中を浮いているような、
地に足がついていない感覚を感じることが多い。

それもこれも全て、騒音問題のため。
騒音についてはこちらも合わせて読むと理解がより深まるよ。

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