マンションの水漏れトラブルは住人だけの責任ではない。
当然、建設会社の責任で発生することもある。
今回は、過去に私自身の現場で発生したトラブルを
お伝えしていこう。
ちなみに
私は、ここ10年間は水漏れ事故と縁が無いが
そこまでに4件、水漏れを経験している。
実は
そのうち3つは原因が同じであった。
同じ過ちを繰り返すまいと2度目、3度目は
全て担当者だけでなく、自分でもチェックして回った。
しかし、
結局、とある指摘事項のために
一度取り外さなければいけなくなり、再度取り付けた時の
チェックが漏れていたのだ。
昔のことだけど、非常に情けないし、
お客様には大変申し訳無いことをしたと感じている。
そして
修繕をするのに、お客様に対してホテル住まいを
してもらうことはなかったけど、2~3日お邪魔して
修繕をした記憶がある。
その原因は「食器洗い乾燥機」の
排水の接続漏れであった。
排水自体は、誰でもクリップみたいなもので
固定すれば良いのでお手軽極まりないのだが、
その手軽さゆえに、逆に忘れやすいのだ。
また
もう1つの水漏れは、配管のつまりによるもので
1部屋まるまる水浸しになったことがある。
引渡し前に、排水のチェックをしたのだが
その時のチェックは合格であった。
では
なぜ水が漏れたかというと、排水のテストの時に
試しに流す材料が何種類かあるのだが、
その種類によって試験の合否が異なる場合がある事が分かった。
それ以来
一番、途中で引っ掛かりやすい材料を使用して検査してくれと
設備の担当にはいつもお願いをしている。
その時は
入居者の人に、ホテル住まいをお願いをして修繕を行った。
当然、ホテル代などの費用はこちらで支払うのだけど
荷物や通勤・通学の面において非常にご迷惑をお掛けした
と今になっても感じています。
このように
自分の恥をさらしてしまったが、建設会社でも色々な
トラブルを犯すことがあるのである。
結局は、ヒューマンエラー的なことが非常に多いのだが
トラブルの頻度は、建設会社の規模やマンションの施工実績
または、担当者の考え方によっても違ってくる。
だから
販売会社だけでなく、建設会社の事も合わせて事前に
調査しておくと非常に効果的であると感じるよ。
つまり
マンションの水漏れのトラブルはあなたの責任だけでなく
建設会社が原因で発生することもある。
修繕工事の時は、最悪の場合はホテル住まいになってしまう
こともあるので、普段の生活にも多大な影響を及ぼすのだ。
そうならないためには
あなたがマンションをチェックする機会である
内覧会が勝負ところかもしれない。
内覧会についてはこちらのレポートを
是非参考にしてみてください。
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