マンションの設計変更で見落としがちな2つの注意点

 

マンションの設計変更も大体決まったし
あとは設計変更の契約を結ぶだけだね。
は~、良かった。

と感じているあなた。

 

本当に大丈夫ですか?

 

契約の時に、「しまった、どうしよう?」
と言わない自信ありますか?

 

「えっ」

と、少し不安に感じたあなたはこの記事を確認しましょう。

 

まず

設計変更は、オプションよりも金額が高くなりがち。
理由は、何かを変更するには影響範囲が大きくなりがちだから。
いろいろな職人さんが、変更のために動くとそれだけ
金額が余計にかかってしまうから。

 

そして

設計変更の金額の支払いは、
「工事着手前に全額振込み」が多い。

 

だから

手持ちの現金が必要になる。
住宅ローンの支払額に上乗せしておいて貰えたら
手持ちの現金は動かずに、月々の支払額が少し増えるだけ。
それなら、別に問題はない。

 

しかし

手持ちの現金から、設計変更分の金額を振り込むということは
それだけ、資金繰りに変化が起こる可能性が非常に大きいから。

 

例えば

頭金から取り崩すとしたら住宅ローンの返済計画も
見直さないと行けないよね。

 

いやいや、
「そんなに頭金無いよ。」
という人は、泣く泣く設計変更を諦めないといけない。
非常に残念だよ。

 

しかし

もし、「キャンセル」するなら一刻も早いほうが良い。
なぜなら、

設計変更の契約は、キャンセル時は「現状復旧」が通常だから。

「現状復旧」とは、あなたが行った設計変更を
全て無かったことにするために、改めて工事をすること。

せっかく、変更したのに、「標準プラン」に戻すために
更に工事をする必要がある。

 

これは

過去に1度だけあったけど、工事をする立場からすると
「お金をもらってもやりたくない工事」

だって、せっかく頑張って作ったのに、
また壊して作りなおすんだよ。
作り手としては、一番やりたくないことだね。

 

そして

その「現状復旧」にかかる費用は
当然のことながら、あなたの負担になる。
それだけは、絶対に避けたいよね。

 

つまり

設計変更も、オプションと同じように前金で振り込み
の必要が生じる場合がよくあるので、事前に確認しておくこと。

その資金は、頭金を貯めているところから払うのか?
別のところから払うのか? 資金計画を見直す必要がある。

 

もし

設計変更をキャンセルしたら、現状復旧が原則なので
現状復旧費を請求されるので注意しておくべき。

 

更に

頭金の見直しをおこなうなら
この記事も改めて読みなおしてみよう。

↓  ↓  ↓

マンションの頭金の額とローンの返済額を比較してみた結果