マンションのモデルルームに隠されたカラーマジック
前回は「黒っぽい部屋」についてお伝えしたけど
今回は、「白っぽい部屋」と一番手の掛からないカラーとは?
について、お伝えしていこう。
まず
「白っぽい部屋」だけど、「黒っぽい部屋」に比べると
全然、管理は楽だと感じる。
傷も目出しにくいので、例え子供が傷をつけたとしても
イチイチ目くじら立てて怒る必要なないのかな。
と感じるよ。
しかし
髪の毛や、「巾木」と呼ばれる壁と床との境に付いている高さが6cm
くらいの木の板の上に乗ってしまったホコリが黒くなったりすると
かなり目立つ。
あとは
床と「巾木」の間に隙間があった場合も目立つよね。
とにかく
白っぽいものの中に、「黒っぽい」ものがあると
メチャメチャ目立つ。
そこが、管理していくうえで重要ポイント。
でも
「白っぽい部屋」は、白が膨張色なので同じ大きさの部屋でも
「黒っぽい部屋」より「白っぽい部屋」の方が大きく見えてしまうから、
部屋があまり大きくないタイプにはオススメだよ。
だから
開放感や、部屋の大きさを強調したい時、
また、比較的価格帯の安いマンションで親近感、お手軽感を
出して販売したいようなマンションは比較的「白っぽい部屋」を
モデルルームに選んでいると感じるよ。
つまり
「白っぽい部屋」のメリットは、部屋を大きく見せることが出来る事。
デメリットは、髪の毛や黒っぽいホコリ等が目立つこと。
最後に
1番手の掛からないカラーとは?
それは、「薄い茶色の部屋」。
「薄い茶色の部屋」の部屋は、傷も汚れも
「白っぽい部屋」や「黒っぽい部屋」とくらべて
圧倒的に目立たないよ。
だから
色にそこまで思い入れのない人で
自分で面倒くさがりだと思っている人にはオススメだよ。
しかし
前回も書いたように
「だから、この色がオススメという強制はしない」
なぜなら
色って、それぞれこだわりがあるし、
部屋のイメージもあるはずなので、
あなたの好みのカラーを選べばOK。
だけど
私が、一番してほしくないのは
「好み」だけで選んで、住んだ後から
「こんなはずじゃなかった~~」
と、後悔すること。
せっかく高いお金を払って買うんだから
「メリット」も「デメリット」も全てひっくるめて
納得してほしい。
そうしないと
毎日の生活ってだんだん不満が溜まってくるよ。
「あ~、何であの時、このカラーを選んでしまったんだろう」
ってね。
つまり
「予想と違った」と後で後悔するくらいなら、
最初から好みの色に対する「メリット」も「デメリット」も
知ったうえで、マンションのカラーセレクトは決断してほしい。
更に
マンションは階数も販売価格に反映されるので
こちらも合わせて読むと理解がより深まるよ。
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