マンションの階段って５階くらいまでの人なら
案外利用することって多くないかな？
エレベーターがなかなか降りてこなかったり、
時間がなくて急いでいる場合は、階段を駆け下りたほうが
意外に早かったりするよね。
だから
普段は、階段を登ったり降りたりすることで精一杯で、
あまり足元をよく観察していないかもしれないけど、
雨上がりで薄っすらと階段の床面が湿っている場合に
「あれっ？何これ？」
と気づくことも有るかもしれない。
それは
階段の表面の亀甲型のひび割れ。
実は、雨などで水を巻いた状態にしてから乾燥すると、
ひび割れ部分の水分だけが蒸発しにくいため、
ひびが浮き上がったような状態になることがある。
そこで
「えっ！もしかして階段が壊れる！？」
と感じてしまうかも知れないね。
だけど
安心して欲しい。
階段の表面のひび割れが原因で階段が壊れることは
９割以上の確率で無いといえる。
なぜなら
階段の構造自体はコンクリートや鉄骨で作られていることが多いが、
表面の人が歩く部分はモルタルなどを後から塗っている場合が多いから。
つまり
表面上の、ある意味化粧がひび割れただけで
内面にある構造体には影響が無いから。
でも
建物の構造や一般的な作り方を知らない人は、
どの「ひび」が建物に非常にマズい影響を与えて、
どの「ひび」なら放っておいても問題ないか？
なんて、分からなくて当然であると私は感じている。
だから
出来るだけ、このブログでも「建物を作る側のプロ」としての
知識をあなたにお伝えしていければ良いかなと考えているよ。
更に
普段の生活や、将来のマンション購入について
不安や分からないことがあれば、こちらから
お問い合わせをして頂けると非常に嬉しいです。
つまり
マンションの階段部分はコンクリートの上に、
モルタルを塗って仕上げている場合が多いので、
もしも、表面にひび割れを発見したとしても、
階段自体に影響するほどのひび割れではない事が、
９割以上なので心配はいらないよ。
あっ
階段についている◯◯といえば、過去にこんな記事も書いたっけ？
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