会社費用での引越し。
転勤などで引越しの必要がある人の９割は
引越し費用を会社が負担してくれる。
そして
私の勤めている会社では、
引越し業者や、引越し料金は個人で交渉をして
かかった費用だけを会社が負担するというシステムである。
つまり
会社の事務担当者は、途中の交渉経緯にはタッチせず
結果のみを知ることになる。
だから
いくら会社負担の引越しとはいえ相場より高い金額だと
変に疑われることになるかも知れない。
なぜなら
最終的に財布からお金を出すのはあなたでは無く
会社であるため、あなたに金銭的な痛みが生じないから。
金銭的な痛みが生じないと、ついつい金額が高いままでも、
何か普通ではつけないオプションがついていても
ほとんど気にならないからである。
その辺りは、引越し業者さんもちゃんと心得ていて
「会社負担」と聞いた瞬間に値段を下げなくなるのだ。
それは
あなたの財布が傷まないことを知っているのだ。
しかし
相場より高い引越し料金が上がって来た事務担当者は
「なぜ高いのか？」をチェックすることになる。
普段は見ない細かい所までチェックすることになるかもしれない。
そして何より
「もうちょっと金額交渉してよ～」
と心の中でつぶやいているかも知れないね。
だから、事務担当者の心象は良くないはず。
では
どのようにして金額交渉をするか？
という点については、１つコツが有る。
それは
出来るだけ、「会社負担」であると最初から言わないこと。
そして、もし「会社負担」と言った後でも、
「事務担当者が厳しくて…」
と言ってみること。
でも
会社負担と分かっているなら、
「そこまで値切らなくても…」
というオーラは出てくるはず。
そこで
有効なのは、複数社から見積もりを取ること。
なぜなら
競合他社の存在があれば、会社負担かどうか関係なく
必然的に金額勝負になってしまうからである。
結果的に
引越し料金は下がるという結果になるのだ。
つまり
会社費用で引越しをする際に足元を見られない為の注意点とは
「会社が費用を持ちます」と出来るだけ最後まで言わないこと。
会社で費用を持つと聞いた瞬間に、引越し屋さんは金額を下げる
スピードが落ちるからである。だから、複数社から見積もりを取る
という方法が非常に効果的。
たとえ、あなたの懐が傷まなくても、金額交渉はきちんとしようね。
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