マンションの管理組合って購入者主体と聞いたけど本当なの?
マンションの管理会社とは一体何者?何をしているの?
そもそも管理会社がいれば、管理組合は必要ないの?
マンションの管理組合や管理会社って知られているようで、
実は、マンションの購入者以外にはほとんど知られていない。
あなたは、管理組合や管理会社について
どれほどのことを知っているだろうか?
そこで
今回は、管理組合、管理会社についての話。
まず
管理組合とは、マンションの購入者で構成される
マンションの維持管理や運営をしていくための組合である。
だから、冒頭の
「マンションの管理組合って購入者主体と聞いたけど本当なの?」
はある意味では正解。
しかし
いきなり素人がマンションの管理を運営して下さい。
と言われても、まず無理。絶対に無理。
なぜなら、ノウハウが全く無いから。
素人で出来るほどマンション管理は甘くない。と感じている。
そこで
マンションの管理会社というものが存在する。
管理会社は、マンションの購入者に代わって
マンションの管理業務を代行するのだ。
つまり
管理組合は、マンションの管理会社に管理業務を
お金を払って業務委託を行う。
実際は
管理会社の変更がない限り、管理会社自身が
更新の書類を作成して、管理組合の承諾を得るのだ。
「私の会社を来年もよろしくお願いします。」とね。
最後に
管理会社がいれば、管理組合は必要ないのか?
という疑問だけど
結論から先に述べると「必要」。
絶対に必要なのである。
なぜなら
管理会社には「決定権」がないから。
いろんな議論について最終的に「決定」するのは
「マンションの購入者」であるから。
管理会社は、様々なお手伝いをするサポート役で
実際に「行動」するのは管理組合だから。
例えば
学校の場合は
「先生がいれば、生徒は要らないのか?」
と言われると、違うよね。
生徒がいない学校は成り立たない。
もう1つ言うと
サッカーの試合で、監督やコーチが一生懸命教えても、
実際にコートに立つプレーヤーが活躍しないと
試合には絶対に勝てないよね。
つまり
「先生」や「監督やコーチ」が管理会社で
「生徒」や「プレーヤー」が管理組合という訳。
だから
管理組合は、管理会社がどんなに優秀でも
絶対に必要であると私は感じている。
つまり
マンションの管理組合、管理会社についての3つの疑問について
マンションの管理組合って購入者主体と聞いたけど本当なの?
→ 運営する権利という意味では正解。
実際の運営は管理会社が主体。
マンションの管理会社とは一体何者?何をしているの?
→ 実際のマンション管理の実務を行っている。
管理組合は費用を払って管理会社に業務委託をしている。
そもそも管理会社がいれば、管理組合は必要ないの?
→ 絶対に必要。
管理会社はあくまでも、管理組合のサポート役だから。